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Grapeful Days 2024
【 Grapeful Days 2024 】
カテゴリー:オレンジワイン(微発砲)
産地 :日本 / 山形県
品種 :デラウェア、ピノ・ノワール、ナイアガラ主体
スチューベン、マスカットベーリーA、メルロ、北醇
アルコール度数:10~11%
容量 : 750ml
上山市産のデラウェア、ピノノワール、ナイアガラにスチューベン主体の赤ワインを加え、
ボディと複雑さを加えた。最初はほんのり甘く、とても軽い微発泡でスルスルと飲みやすい
仕上がりになっています。
「グレープフル・デイズ」は上山で作られたさまざまなぶどうのうち、
色々な事情で買い手がつかなかったぶどうたちで作られた微発砲ワイン。
つまり、リリースされるたびに違う品種割合で違う味わいのワインになるということです。
なんだかとてもワクワクしますね。
そして食料(材料)の廃棄問題に目を向け、こういったアプローチで解決を図るというところも
素晴らしい点です。
【 作り手情報 】
Agri Coeur - アグリ クール -(山形県上山市)
生産者の片寄さんは
2013年より岡山県ドメーヌ・テッタの立ち上げから関わり「無施肥」「減農薬」
「害虫・害獣との共存」を実現。廃棄果(食料廃棄)の問題に取り組むべく摘房果による
スパークリングワインを作ったり、あえて腐敗果もそのままにして醸したワインを作ったり、
また、環境に配慮して耐圧瓶ではなく普通瓶にコルクでの微発砲ワインも作るなど、
サステイナブルな農業に先進的なアプローチを進めました。
2022年3月、満を持して山形へ移住、Agri-Coeur(アグリクール)を設立。
デラウェアが好きで、デラウェアで良いワインを作る生産者がいたことから決めたそうです。
(※イエローマジックワイナリー)
前年まで生食用のデラウェアだったぶどう畑を買い取り、除草剤を使用しない草生栽培、
無施肥、低農薬で栽培。
「農業を守り、続けていく」「環境を守る」という固い信念のもと奮闘する片寄さんは
日本の農業の灯(ともしび)の1つです。こんなアプローチがあるのだという驚きとともに
希望が湧きます。もちろんワインの美味しさは折り紙付き。今後ますます楽しみです。